心の奥から母親が嫌いな男の子はいません。これは、僕らが生まれ持った本能であり、胎児の頃からの記憶なのです。母性の愛なくしては生きていけないのですから、当然といえば当然ですね。例えば思春期・反抗期を迎え一時は「面倒だ、うるさい」だなんて思いつつも、母親を、母性をどこかに求めるように出来ているのです。「そんなこと、恥ずかしくって言えない」ですって？まずは、自分に素直になることからおすすめします。

「年上男性と年下女性のカップル」のほうが圧倒的に多いと想像されるでしょうか？実際に成立しているケースではほぼ同等。ただ、「好きかどうか」という意識調査においてはご覧の結果なのです。特に近年、この傾向はますます強くなっているようで、優しすぎる男性と主張する女性、そんなバランスや調和が文化として生まれているのかもしれません。「年上女性が好き」これが社会的に認められてきている証拠、照れる必要なんてありません。

子供の典型的な行動に、「自分を見て欲しい（認めて欲しい）」や「存在をアピールしたい（自己顕示したい）」があります。これらが「甘えたい、愛おしいと思われたい」と直結していることは明らかです。時には自虐的な悪ふざけをしてしまう、そうしてまで母性の関心や愛情を求めているのです。ほら、「叱られるのがわかっているのにやってしまう」という行動パターンは、自分の感情に素直な子供だからこそ。つまるところ…そう「叱られたい」のです。

一種の生理現象、いくら気持ちいいとはいえ、常識的に「好きな女性」には特に見られてはいけないのが「オナニーしているところ」のはず。しかし、そんな恥ずかしい姿を「見つけられたい、見てもらいたい」という衝動、「驚いてもらいたい」「叱られたい」という欲求、そして「仕方ないか、男の子なんだし」と同情してもらいたい、容認してもらいたい…これら全ての動機が、幼児期から持ち続ける本能によるものであれば説明はそんなに難しくはありません。

決して露出狂のような変質者の心境を理解して欲しいわけではありません。「この場所でのみ許される」「開放してよい場所」があるということ。さらに、この「誰にも言えない秘密の場所」というエッセンスが「あなただけが許された」という特別感を演出しているということ。オナクラが単なる風俗とは違う孤高な存在でもない、酔狂なものでもないことを理解していただけたと思います。